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韓国

安東 河回村、陶山書院

2008年10月


これらは、韓国 安東 河回村、陶山書院を訪れたときの写真です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  今回の旅行では、韓国南東部の安東市からバスで40分行ったところにある、河回村(ハフェマウル)という村を訪れました。漢字から想像できるかと思いますが、くねくねS字状曲がる川沿いにある村で、 朝鮮時代の貴族階級、両班(ヤンバン)の家屋や庶民の多様な様式の家がそのままに残り 、今でも120戸、290人が暮らしています。昔の日本の家屋にも似ているような気もします。ここは壮大な畑、紅葉した山々に囲まれていて、この日は最高の天気だったので、散歩がほんとに気持ちよかったです。瓦屋根がある家屋は今でも日本で見かけるような気がしますが、白っぽいわらぶき屋根の家屋は初めて見ました。この屋根の差は貧富のあらわれだとか。衣替えかどうか分かりませんが、みんなでわらぶきを張り替えている家屋もありました。結構維持が大変なのかもしれません。本当はこのわらぶき屋根の家屋に泊まりたかったのですが、安東に着いた時間が遅かったので村に行けませんでした。普通に宿泊できる家屋もあるようです。

 

 

 

 
ここ河回村は、以前、英国のエリザベス女王が訪れたところでもあり、その時の記念館も建てられていました。

 

 

 

 

ここは、韓国のスター リュウ・シオン氏の実家だそうです。芸能人のご実家だけに?ここではセコムしてました。

 

 

 

 
三神堂(サムシンダン)と呼ばれる 樹齢 600 年ケヤキの木です。願い事が叶うのかどうか分かりませんが、ハングル語で書かれた紙がたくさん結び付けられていました。

 

 

 

 

ここは、仮面劇でも有名なところで、今でも年の行事が盛んに行われています。村のあちらこちらで仮面の彫刻が飾られています。

 

 

 

 
巨大ブランコ。コツが分からず、なかなか上に上がらず大苦戦。

 

 

 

 
落書きかどうか分かりませんが、どこの国も悩ましい問題なのでしょうか。

 

 

   

河回村へは朝5時半に起きて、始発のバスで行ったのですが、韓国は昼夜の気温の差が大きく、朝方はずっと霧で数十メートル先が見えない状態でした。昼は26度くらいまであがったのですが、多分朝方は10度前後だったと思います。昼と夜の服装が全然違うので朝から出かける場合は着ていく服を迷います。結局霧が消えたのが10時くらいで、7時に村に着いて、3時間ぐらい何もすることなかったので暇で暇で仕方が無かったです。

 

 

 

 

 

安東で使用したバスです。外見、車内は日本のバスとあまり変わらないですが、運転は正直荒いです。たまに急ブレーキをかけたりするので、一度私の荷物が前に飛んでいったこともありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
   

 午前中に河回村を観光したあとバスでいったん安東市内に戻り、次の目的地・陶山書院行きのバス時間を確認したら、出発まで20分しか時間がなかったのでご飯を食べずにバスを待ちました。一応、こういうときは周りにいる人に、「陶山書院に行きたいけどこのバス停で良いですか?」とわざと聞くようにしています。本に書いているので間違いないことはわかっているのですが、たまにバスが違うところに停車されることもあります。その時は、周りの人が教えてくれることもあるからです。そしたら、今回はまさにそのケースで、50mくらい後ろで停車していたようで、隣のおじさんがあっちにバスが来ているよと教えてくれました。これを逃したら陶山書院に行けなかったので効果的中でした。
  陶山書院(トサンソウォン)は、 1561 年、韓国の旧 1000 ウォン札にも描かれている儒学の大家・李退渓によって建てられた儒学教育施設です。安東市内からローカルバスに40分くらい揺られたところに位置しています。安東では、河回村に次いで2番目に有名な観光地です。ここも、河回村と同様、所々紅葉された綺麗な山々を見ることができました。建物の景観は昔の日本の建物にも似ているので日光にでも来ているかのような感覚でした。ちなみに、一番の上の写真は道無き山道を歩きやっとのことで撮影できた写真です。
  帰りのバスを待つため、バス停付近の露天でアイスを食べていたら、隣の店主から日本の500円玉硬貨を見せて、これいくらですか?と話しかけられました。韓国にも500ウォン硬貨があり、形状、大きさも似ているため、間違って日本人がこれで支払っていったようです。でも価値は12倍くらい違うので、その日本人は40円のものを500円で買ったことになります。私がウォンに両替してあげたら凄く嬉しそうでした。確かに、財布に両方の硬貨があったら私も間違えるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
    空港から安東(アンドン)行きのバス(28000W=2333円)の写真です。日本のバスと特に変わったところはありませんが、3列 シートだったので、若干広々していて座りごこちはよかった気がします。前の席との間も多少広かった気がします。4時間のバスだったのですが、ちょうど2時間くらいしたとき、サービスエリアにとまりました。建物も雰囲気や食べれる軽食の種類も日本のサービスエリアとほんとに似ていた気がします。今回は、写真の芋けんぴを買いました。こうやってコップに入っているとボリューム感も増して食べやすかった気がします。日本のものより多少細く甘さは控えめだった気がします。甘党の私には多少物足りなさもありましたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  ここ安東では、「チムタク」という、ぶつ切りの鶏肉と野菜を甘辛のたれで煮た食べ物が有名で、「チムタク横丁」という商店街があるくらいです。チムタク横丁に行くと、お店がずらりと・・・・、もう どこにするか悩んでしまうくらいたくさんあったので、最初に声をかけてくれたお店にそのまま入りました。チムタクはちょっと前にソウルで大ブームになった ようで、テレビに放映された写真とかも飾っていました。入店後迷わずチムタクを注文。そして待つこと10分くらいだったでしょうか・・・まさか私のではないだろうなあと思えるほどのでっかい器を持った店員さんが私のほうに向かってき て・・・私の分でした。写真の左にご飯が写っていますが、これが普通の茶碗いっぱいの大きさなのででっかさがわかるかと思います。お会計するときに、スモー ルを注文すれば良かったのにと片言の英語で話してきたのですが、1人前が通常サイズで、みんなで食べるときは2,3人前を注文するのが普通だと思っていたのですが、チムタクはみんなでつっつくのが当たり前なので普通は2,3人前だったようです。これで1000円くらいだったのですが、3人でも食べれる量なのでそう考えると割安かもしれません。結局、一番下の写真分だけ残してしまいました。ごめんなさい、これでもかなり食べたのですが。お腹が減っていたこと もあって、味は美味しかったですね。鶏肉や野菜に甘辛のタレがしみこんでいて、日本では似た味はない気がします。ただし、韓国料理の甘辛は激辛にもなりえるのでご注意を。熱さ+辛さで唇がマヒしていたようが気がします。

 

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