今回の旅行では、韓国南東部の安東市からバスで40分行ったところにある、河回村(ハフェマウル)という村を訪れました。漢字から想像できるかと思いますが、くねくねS字状曲がる川沿いにある村で、 朝鮮時代の貴族階級、両班(ヤンバン)の家屋や庶民の多様な様式の家がそのままに残り 、今でも120戸、290人が暮らしています。昔の日本の家屋にも似ているような気もします。ここは壮大な畑、紅葉した山々に囲まれていて、この日は最高の天気だったので、散歩がほんとに気持ちよかったです。瓦屋根がある家屋は今でも日本で見かけるような気がしますが、白っぽいわらぶき屋根の家屋は初めて見ました。この屋根の差は貧富のあらわれだとか。衣替えかどうか分かりませんが、みんなでわらぶきを張り替えている家屋もありました。結構維持が大変なのかもしれません。本当はこのわらぶき屋根の家屋に泊まりたかったのですが、安東に着いた時間が遅かったので村に行けませんでした。普通に宿泊できる家屋もあるようです。 |