これらは、ブラジル、リオデジャネイロ郊外にあるスラム街を訪れたときの写真です。ここリオデジャネイロは、周辺にスラム街が点在しているため、ブラジルの中でも治安が悪いところとして有名ですが、実際にどうなっているのかなあと興味がありましたのでツアーで、訪れてみました(危ないためツアーじゃないと多分いけないと思います)。どこの地域も同じ状況か分かりませんが、治安が悪いとは感じず、むしろ街中で会う人たちはきさくに写真撮影に応じてくれたり、挨拶もしてくれるし、私がイメージしている荒んだ町とは異なりました。インドのカーストの中で生きている方達と触れ合ったときと同じ感情で、多分、他の地域に比べて経済的には貧しいかもしれませんが、その地域の中では助け合って生きているため精神的に貧しいという雰囲気は感じられませんでした。リオでも、ガードマンや、ウエイター、ホテルマンなど、スラム街出身で活躍されていらっしゃる方々は多く、彼らがブラジルの労働力、経済を支えているんだろうなあと感じました。
|