これらは、2008年2月2〜5日にリオ・デジャネイロで行われたカーニバルでの写真です。
この時期、ブラジル国内中でカーニバルが行われていますが、「リオのカーニバル」という言葉が定着しているのは、ここリオでは、サンボドロモという大きなスタジアムで大規模な試合が行われるからです。きっと、ブラジル中で勝ち残ったチームがここに終結するんでしょう。1チームが4000人にもなり、観客は7万人近くいて総立ちで踊っているしるし、スタジアムの中は見たこもないような巨大スピーカーから爆音がはなたれるので、スタジアムの熱気といったらもう言葉に言い表せないほどです。スタジジムにはいると、右下の女の子が持っている旗を渡してきてきました。きっと応援するチームの旗なんだと思います。観客も審査対象に入っているので、盛り上げてくださいという意味だったんだと思います。サッカーのサポーターのように、試合に出れない人もチーム一丸となって優勝を目指しているところを見ると、いかにカーニバルがブラジル国民の中で大きなイベントになっているかがわかりました。スラム街に住まれている比較的貧しい方たちが、唯一日の目を浴びれるのがこのカーニバルで、貧困から脱却できる手段でもあるので、みんなこのイベントを一年の集大成にしている人が多いようです。ちなみに、4日間のうち、初日に会場入りしましたが、チケット代は140R(≒8680円)でしたが、2日目以降は優勝候補も出るため初日の3〜4倍もしていました。今年は、日系移民の方が初めてブラジルを訪れてから100年になり、日系人で構成されるチームが2日目に出場しましたので、テレビでゆっくり見ました。
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