これらは、2泊3日のウユニ塩湖ツアーに行った時の写真です。塩湖としては世界最大規模で、一面真っ白な塩湖を車で走ると、雪のゲレンデを走っている感覚になります。また、雨季であったため、薄っすらと水が張っていて、風がない朝は、水面が鏡のように写るので幻想的でした。ウユニ塩湖の日の出も最高です。行くなら、雨季がお勧めです。塩湖も絶景ですが、なんといってもこのツアーは最高標高5000mの地点までいきますので、高所でしか育たない動植物に出会えるなど見所が凝縮されているツアーです。
南米旅行で一番恐れていたのが、このツアーでほとんどの人がなってしまう高山病。起点となるチリのサンペドロ・デ・アタカマという街が標高2500mくらいで、 このツアーでは半日で5000mまで一気にジープでかけあがるので、極度な高山病に陥ってしまう人もいるという情報をネットで入手していたので、かなりび びっていました。徐々にいくのではなく、数時間で5000mまで2500m分も上がると人間の体はどうにかなっちゃんでしょう。しかも、昔スイスで一番高 い山に登山鉄道で登ったときは、頂上ではしゃいじゃったせいか、トイレではいてしまった経験があるからなおさらです。しかも、そこより全然高い5000m だし。今回は事前に高山病の対策を調べておき、日本からはバファリン(高山病で収縮した血管を太くする効果があるとかないとかネットで書いてありましたの で)、そしてチリでは高山病にきくという怪しいカプセルじょうの薬、そして、常に深い深呼吸をしながら、超ゆっくりなスピードで歩くことを守っていたら、 軽〜い頭痛はあったもののまったく問題なく3日間はしゃげました。でも、5000mで3,4歩歩いただけで息切れがしそうなほど酸素が薄いなあと思ったの は初めてです。
チリ側から北上するウユニツアー塩湖は、1日目と2日目は、砂漠地帯、七変化している湖、フラミンゴ、リャマなどの動物を観察します。高所にしか いない動物や植物がたくさんありますので、初めて見る光景ばっかり。そして、2日目は塩で作られたホテルに泊まり、3日目はウユニ塩湖をジープで突っ走り ます。ツアーは、52000CH$(≒12168円)に国立公園への入場料、塩のホテルなどが別途かかりますが、全部で13000円くらいでしょうか。ボリビア側から来れば1万円もかからないと思います。以下では、1日目、2日目の写真をご紹介します。ちなみに、ツアーの種類によって、水が張った水面をジープで走ってくれない可能性もありますので、前もってヒアリングしてみてください。
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